JPNICがドメイン名の「名前衝突」問題に注意喚起、報告書も公開

日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、今後、DNSにおける「名前衝突」と呼ばれるセキュリティリスクが広範囲に発生する可能性があるとして、あらためて注意を呼びかけた。あわせて、「名前衝突」に関する専門チームの報告書を公開した。

現在、ドメイン名などのインターネット資源の調整を担うICANNは新たなgTLDの委任を順次開始しているが、これにより、「名前衝突」が発生するリスクがあるという。

名前衝突とは、これまで「既存のTLDに存在しないから問題ない」として組織内のネットワークなどで利用されていたドメイン名が、新しくgTLDとして追加されたドメイン名と同じ文字列として衝突してしまう状態を指す。

名前衝突が起きると、内部ネットワークに閉じた通信が意図せずにパブリックなDNSに到達するなどの問題が起き、インターネット上で「サービスが利用できない」「情報が漏えいする」といった混乱が生じる可能性がある。

JPNICは、この問題の周知に向け、数多くの業界の専門家とともにこの問題を検討する「新gTLD大量導入に伴うリスク検討・対策提言専門家チーム」を設立しており、このほど報告書(PDF)が完成した。また、JPNICは各対象者別の対策などを紹介するWebサイトも公開している。



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