7日に東京・味の素スタジアムで行われた第6回AKB48選抜総選挙で1万1,041票を獲得し、71位にランクインしたAKB48の"たなみん"こと田名部生来が8日、Google+とブログを通じ、反響の大きさと心境をつづった。

第6回AKB48選抜総選挙で71位にランクインした田名部生来

この日、会場を最初に沸かせたのは71位の発表だった。客席、そして記者席からも「おぉー!」と声が上がり、名前を読み上げられた田名部は、口元を抑えながらその場に立ち上がり「キャー!」と絶叫。祝福の拍手とともに、そのリアクションを見たファンやメンバーからは笑いが起こり、同期の渡辺麻友も手を叩いて喜んでいた。

マイクを向けられた田名部が頭をかきながら「はい、えーっと」と言うと、場内は爆笑とともに声援。「あの、ドッキリでしょうか!」と興奮し、涙ながらに「えー! もう、夢のようです!」と感情を爆発させた。「8年間続けていて、初めてこの場所に呼んでいただいて本当にうれしいです! ドキドキしてます! こんなにたくさんの人に祝福されてうれしい…」と感極まり、ステージに呼ばれる際にやると決めていたという土下座で「ありがとうございました!」と感謝の言葉を伝えた。

終了後、田名部はGoogle+を通じ「や、や、や、やってしまいました!!!!!!!!!! ちびりました震えました。感謝です」とファンに向けてメッセージを送り、「わたしってこんなに友達いたんだ。と総選挙後のメールの件数に驚いています」と反響の大きさをつづった。また、翌朝のブログでは「同期は笑いながら泣いてくれたし中堅はあんな総選挙で笑ったのはじめてだと言ってくれたし。後輩はたなみんさんががんばったからわたしもがんばりますって。スタッフさんにはナイススピーチだと」と周囲の反応を振り返り、「まゆゆ一位にうれしすぎて発狂した」と同期の渡辺麻友が悲願の1位に輝いたことを祝福した。

田名部は、2006年に3期生としてAKB48に加入。同期には現在渡辺のほか、片山陽加、柏木由紀、仲川遥香、多田愛佳がいるが、これまでの選抜総選挙でランクインの経験がないのは田名部だけで5年連続圏外だった。今回の総選挙は史上最多の296人が立候補し、新たに65位~80位の「アップカミングガールズ」枠が設けられた。

(C)AKS