引っ越し比較・予約サイトの引っ越し侍はこのほど、「初めての一人暮らしに関する調査」の結果を発表した。同調査4月~5月の期間、同社サイトを利用して引っ越しをした人を対象に実施。1,469名より回答を得た。

75%が一人暮らし経験者

回答者全員に「一人暮らしの経験」を尋ねたところ、75%が「経験あり」と回答。続いて一人暮らし経験者1,103名が「初めて一人暮らしをした年齢」を調査。大学進学や就職の時期である「18歳」という回答が35%で最も多い答えとなった。

次に一人暮らし経験者に「両親からの仕送りの有無」について質問すると、38%が「仕送りを受けていた」と回答。仕送りを受けていた人のほとんどは、大学進学をきっかけに一人暮らしを始めた人だった。

「仕送り額」については、平均額は「7万3,336円」であるが、年代別に見ると、バブル期の1980年台に学生時代を過ごした40代前後の人は「8万2,590円」と最も高額の仕送りを受けていたことがわかる。それ以降仕送り額は低下の一途をたどり、現在10代の人が受けている仕送り額は、現在40代の人が受けていた仕送り額よりも約2万円少ない平均額となっている。

離れてわかる親の有り難み

同調査では、「一人暮らしで感じた親の有り難み」のエピソードも募集。「一人暮らしを始めて2か月ほどで風邪をこじらせました。一人でしんどい思いをしていたときに、母親がわざわざ実家から看病に来てくれました。いまだに、そのときに作ってくれたうどんの味を覚えています」(20代・女性/18歳で一人暮らし)、「父が毎週末、かかさず電話をくれて、元気でやっているかと、やさしい言葉をかけてくれました。27年、毎週末、かかさず電話をくれた父に感謝しています」(40代・男性/17歳で一人暮らし)などの心温まる思い出が集まったという。

本調査の詳細結果は同社Webサイトで見ることができる。