マネースクウェア・ジャパンは3日、新5,000円札が発行され、5万円札の発行が検討されていることを受けて実施した「紙幣の肖像にふさわしい人は誰?調査」の結果を発表した。

同調査は、2014年5月8日~13日の期間にインターネット上で行われ、マネー専用情報サイト「Harmoney.jp」会員500人(20歳~69歳)から有効回答を得た。

全体のランキングを見ると、1位は「今上天皇陛下」で47票。次いで、「坂本龍馬」が40票、「昭和天皇」が28票、「イチロー」と「聖徳太子」が同数の22票、ノーベル物理学賞を受賞した「湯川秀樹」が15票の順となった。

一方、世代別に見た場合、大きな違いが判明。20代では「イチロー」が1位となり、さらに30代では3位、50代でも5位に入った。30代と50代の1位は「今上天皇陛下」、40代の1位は「坂本龍馬」、60代以上の1位は「聖徳太子」。このほか、20代では5位に「ハローキティ」「鉄腕アトム」、40代では5位に「ドラえもん」がランクインした。

世代別ランキング

新しい紙幣が発行される場合、何円札がほしいか聞くと、「5万円札」が124票で最も多く、以下、「500円札」が88票、「10万円札」が59票、「3,000円札」が56票と続いた。また、5位に「1,000円札」(34票)が入り、リニューアルを希望する人が少なくないことがわかった。