Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies. |
Net Applicationsから2014年5月のデスクトップOSシェアが発表された。WindowsとLinuxがシェアを伸ばし、Mac OS Xがシェアを減らした。バージョン別に見るとWindows 7が過半数、Windows XPが4分の1以上のシェアを確保しており、Windows 7とWindows XPで75%の以上のシェアを確保している。デスクトップ向けオペレーティングシステムにおいてWindows 7とWindows XPが高い影響力を持っていることがわかる。
バージョン別の推移を見るとWindows 7がシェアを増やしWindows XPがシェアを減らしている。徐々にWindows XPからWindows 7などへの移行が進んでいるものとみられる。また、Windows 8.1がシェアを増やしWindows 8がシェアを減らしていることから、Windows 8からWindows 8.1への移行も進んでいるものと推測される。
Windows XPはセキュリティサポートがすでに終了しているが全体の25%を超えるシェアを確保するなど強い影響力を持っている。セキュリティサポートが終了したWindows XPはボットネットを構築するためのマルウェアへの感染や踏み台マシンとして利用させるといったことが懸念されており注意が必要。
順位 | プロダクト | 今月のシェア | 先月のシェア | 推移 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows | 90.99% | 90.80% | ↑ |
2 | Mac | 7.39% | 7.62% | ↓ |
3 | Linux | 1.62% | 1.58% | ↑ |
順位 | プロダクト | 今月のシェア | 先月のシェア | 推移 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows 7 | 50.06% | 49.27% | ↑ |
2 | Windows XP | 25.27% | 26.29% | ↓ |
3 | Windows 8.1 | 6.35% | 5.88% | ↑ |
4 | Windows 8 | 6.29% | 6.36% | ↓ |
5 | Mac OS X 10.9 | 4.15% | 4.07% | ↑ |
6 | Windows Vista | 2.90% | 2.89% | ↑ |
7 | Linux | 1.62% | 1.58% | ↑ |