新江ノ島水族館では、癒しの展示「クラゲファンタジーホール」のリューアルを実施、新設の球型水槽「クラゲブラネット」の公開も行っている。

球型水槽 「クラゲプラネット」(上下とも)ではクラゲが緩やかに舞う

クラゲの"えのすい"ならではの美しきクラゲの世界を提供

同館では昨年、クラゲの展示を「癒し」と「学び」の2つに分け、スペースを2倍に拡大。癒しの展示「クラゲファンタジーホール」をリューアルするとともに、クラゲの球型水槽「クラゲブラネット」を新設した。さらに学びの展示「クラゲサイエンス」も新設し、公開している。

新設されたクラゲの球型水槽 「クラゲプラネット(海月の惑星)」は、同館人気のクラゲ展示エリア「クラゲファンタジーホール」の中央に設置。クラゲを美しく展示するために考案した球型水槽にはクラゲが緩やかに舞い、照明演出により"極上の癒し"を提供するという。展示種は、ブルージェリーフィッシュ。水槽の直径は90cmで、水量400l。

「クラゲファンタジーホール」をリューアル

新たにオープンした学びの展示「クラゲサイエンス」では、楽しくわかりやすくクラゲのすべてを紹介。様々なクラゲを紹介する水槽は、海に漂うクラゲをイメージしてデザインした。常時約30種のクラゲを飼育展示しながら、クラゲの不思議な生態や生活史、給餌の様子などを詳しく解説する。実際にクラゲ担当トリーターが飼育作業をしている様子も見ることができる。水槽数37で、水槽直径は20cm~直径60cm。水量は4l~70l。

また、リニューアルした「クラゲファンタジーホール」では、世界一美しいクラゲ展示を目指し、クラゲの癒しを追求。展示水槽や解説の角をすべて無くし、半ドーム型の展示ホールがクラゲと同じ丸みのある空間へと生まれ変わった。水槽数14で、最大水槽水量は26t、最小水量は40l。展示種類数は14種(いずれも「クラゲプラネット」を含む)。

同館の所在地は、神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1。