AKB48の姉妹ユニット・HKT48の指原莉乃が、28日に放送されたTBS系のバラエティ番組『HKT48のおでかけ!』(毎週水曜25:11~25:41)で、AKB48の総合プロデューサー・秋元康氏との関係性がうかがえるエピソードを披露した。

秋元康氏に信頼を寄せている指原莉乃

指原にとって映画初主演作となる『薔薇色のブー子』が30日から公開をスタートする。番組でもその話題になり、MCを務めるお笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基が「何かいやらしいシーン出てくるとか、そんなんないの?」と興味を示すと、指原は「それは言えないなぁ」と曖昧な返事。「キスシーンやったことある?」という後藤の問いかけに、「ないです」と否定しつつ、「キャミソールで抱きつくシーンはある…」と笑いながらうつむいた。

指原が「今考えても本当に意味わかんなかった」と恥ずかしがるその作品は、2011年に日本テレビ系で放送された学園ドラマ『桜からの手紙 ~AKB48 それぞれの卒業物語~』。AKB48グループの総合プロデューサーである秋元康氏の指示のもと「キャミソールで抱きつく」という演出が採用され、指原にとっては自宅で泣いてしまうほどの苦い思い出となっているという。

しかし、「女優業ではいろんなことがあるで!」と女優には時に覚悟も必要という考えの後藤。演出上、"脱ぐシーン"があった場合の選択について問われた指原は「秋元先生次第です」と即答。指原の「秋元さんが『やった方がいい』って言うならやります。それぐらい私、すごく信じています」という言葉に、後藤は「ウソやん!」と驚きの声を上げた。

さらに指原は、「自分が決めることって、やっぱりよくないと思うんですよね」とコメント。「人に決めてもらうのが1番」と自らに言い聞かせ、「私はプロデューサーがいる以上、プロデューサーに従った方がいいって気づいたんです」と心境の変化があったことを明かした。