アートマン21は、日本語を編集するためのMac用リッチテキストエディタ「Hagoromo」の販売を開始した。価格は1,800円。

Mac用テキストエディタとして長い歴史を持つJeditなどの開発を手がけるアートマン21による、日本語編集機能を備えたリッチテキストエディタだ

同ソフトウェアでは、OS X標準のテキストエンジン(NSTextView)では難しかった軽快な縦書き編集、原稿用紙モード、ルビ、縦中横、圏点など日本語編集に欠かせない機能を、日本語編集に適した独自開発のテキストエンジンにより実現した。文書の全体の構成を定めてから細部を追記・編集していくことができ、長文を作成するときなど便利なアウトラインプロセッシング機能も用意されている。

また、正規表現をサポートした強力な検索、置換機能を備えており、iCloud、フルスクリーン編集、自動保存、バージョン管理など OS Xの最新機能もサポートしている。そのほか、電子出版には欠かせないePub書式への書き出しも行うことができる。なお、Hagoromoで作成される書類は拡張子「.hagoromo」の独自の書類アイコンで表示されるが、システム標準の「.rtfd」書類(添付書類付きリッチテキスト)への上位互換性があるとのことだ。