キヤノンは5月20日、A4対応モノクロレーザープリンターの新製品として個人やホームオフィス向けに4機種、中小事業所向けに2機種の計6機種を、29日より順次発売すると発表した。新製品は、省スペース設計により狭い場所でも設置が可能なほか、短いファーストプリントタイムを実現したという。

製品ラインナップは、個人向け製品が「Satera LBP6040」と「Satera LBP6030」「Satera LBP6240」「Satera LBP6230」、中小事業所向け製品が「Satera LBP6340」と「Satera LBP6330」。

個人向け製品では、無線LANを標準で搭載。自動接続設定としてWPSやAOSS、らくらく無線スタートに対応している。また、「Satera LBP6030」を除く3機種は、新たにモバイルプリントアプリ「Canon Mobile Printing」に対応し、スマートフォンやタブレットからも印刷できる。

ファーストプリントタイムは、「Satera LBP6040/6030」が7.8秒、「Satera LBP6240/6230」が6秒(いずれもA4タテ)を実現。印刷速度は、「Satera LBP6040/6030」が毎分25枚、「Satera LBP6240/6230」が毎分18枚(いずれもA4タテ)となっている。

Satera LBP6040

Satera LBP6240

中小事業所向けの「Satera LBP6340」と「Satera LBP6330」は、従来機種に比べて印刷速度が1分あたり3、4枚に向上した。給紙カセット250枚、給紙トレイ50枚の計300枚を標準で給紙できるが、オプションのペーパーフィーダー500枚を装着することで最大800枚まで給紙が可能となる。

Satera LBP6340

発売日は、「Satera LBP6040/6030」「Satera LBP6340/6330」が29日、「Satera LBP6240/6230」が7月下旬を予定している。