2014年5月15日、ケイ・オプティコムはauのLTE回線を利用したMVNOサービス「mineo」を6月3日に始めると発表しました。今年の4月中旬に、ケイ・オプティコムが「auの回線利用をMVNOとして検討しているのは事実」とコメントを発表し、約1ヶ月後の正式アナウンスです。

気になるプランの内容は?

今回、発表されたプランは2つ。

・シングルプラン(データ通信)……月額1,058円(税込)で、1GB/月まで利用可能。090(080)からの発信なし。
・デュアルプラン(音声発信+データ通信)……月額1,717円(税込)で、1GB/月まで利用可能。090(080)からの発信あり。

また、「DIGNO M」がセットになったプランも用意。端末購入時の支払い方法は、一括51,840円(税込)と2,160円(税込)の24回分割払いが選択できます。

なお、先行予約キャンペーンとして、5月15日から6月2日まで行われています。端末セット購入予約の場合、先着1,000名限定で、24ヵ月間980円割引となるキャンペーンを用意。しかし、5月16日現在、早くも予定数を終了しています。

なお、SIMのみの購入でも受けられる、6ヶ月間980円割引キャンペーンも展開されており、こちらは引き続き行われています。

オプション機能として、セキュリティやサポートプログラムも有償で受けることができます。

ドコモMVNOとの違いは?

ドコモMVNOとの大きな違いは2点。利用するエリアがドコモではなく、auのエリアであるということと、ドコモ端末ではなく、au端末をSIMロック解除なしに利用できるということ。

ただし! 今回発表されたauのMVNO SIMでは、データ通信はLTEエリアのみ。3Gエリアでのデータ受信ができないということ。同時に、(先程はauの端末が利用できると記載しましたが)LTE非対応のスマホではデータ通信を行うことはできません。この点は非常に残念にですね。

サービスの立ち上がりということで仕方のないことではありますが、プランの種類が少ないことも気になります。しかし、この点については、「端末や料金プランのラインナップは、今夏拡大予定する」と明言されています。今後どのような広がりを見せるのか、今からとても楽しみです。

ドコモに続きauがMVNOへのサービス提供をはじめたことで、さらなる競争が生まれ、より良いプラン・サービスが発表されることでしょう。3大キャリアと呼ばれる中で、あとはソフトバンクだけがMVNOへの本格サービス的な提供をしていませんが、ソフトバンクの参戦もまことしやかに噂されていますので、正式アナウンスを期待して待ちたいと思います。

記事提供:SIM通

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