JPCERT/CC、IEの3つの緊急セキュリティ更新プログラムに言及

JPCERTコーディネーションセンター(Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center、JPCERT/CC)は5月14日、「JPCERT/CC Alert - 2014年5月 Microsoft セキュリティ情報 (緊急 3件含) に関する注意喚起」においてソフトウェアのセキュリティ脆弱性について伝えた。特に次の3つのセキュリティ更新プログラムを取り上げ、緊急性が高いと指摘している。

• MS14-021 Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラム (2965111)
• MS14-029 Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラム (2962482)
• MS14-022 Microsoft SharePoint Server の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2952166)

Microsoftはこれらセキュリティ脆弱性を利用した攻撃が確認されているとしており、JPCERT/CCではMicrosoft UpdateやWindows Updateなどを利用してセキュリティ更新プログラムを迅速に適用することを推奨している。緊急性の高いセキュリティ脆弱性修正プログラムの発表が続いており注意が必要。