ビー・エム・ダブリュー(BMW)は5月13日、同社の中核モデルである「BMW 3 シリーズ セダン」に、特別パッケージ「スマート・クルーズ」を設定したと発表した。

スマート・クルーズは、「BMW コネクテッド・ドライブ・プレミアム」、および「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」といった、スマートかつ快適なドライビング体験を提供する機能・サービスを、BMW 3 シリーズ セダン全モデルを対象に価格据え置きで提供する特別パッケージ。

BMW 3 シリーズは、車載の通信モジュールを利用し乗員の安全と車両の状態を見守る「BMW SOS コール」、「BMW テレサービス」を含む「BMW コネクテッド・ドライブ・スタンダード」が全モデルに標準装備だが、今回の特別パッケージ装着により、運転中のオペレータによるナビゲーションの目的地検索・設定、スマートフォンでの車両の遠隔操作などが可能な「BMW コネクテッド・ドライブ・プレミアム」の機能が追加されることとなる。

さらに、ミリ波レーダー・センサにより、前方の車両との車間距離を維持しながら加減速を行い、低速走行時には車両停止まで制御する「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」が装備されることとなる。

また、全モデルに標準装備されているカメラベースの「衝突回避・被害軽減ブレーキ」に加え、ミリ波レーダー・センサを使った装備の追加により、前方の車両に対してより検知範囲が広がるという。