JVCケンウッドは5月12日、ケンウッドブランドより、最低被写体照度0.9ルクスの暗視能力で、視認性の高い後方確認をサポートするカーナビゲーション用のリアビューカメラ「CMOS-320/220」2機種を発表した。

近年、カーナビゲーションシステムのオプション品として、安全運転支援のための車載用リアビューカメラに対する需要が増加しており、特に見えにくい夜間の駐停車時にも鮮明な映像で、安全な距離感の認識をサポートするカメラへのニーズが高まっている。同製品は、高画質な1/3.6型カラーCMOSセンサと、「CMOS-320」にはF値2.0、「CMOS-220」にはF値2.2の高感度レンズを搭載。両機種とも最低被写体照度0.9ルクスの暗視能力により、バックライトの明かりだけで夜間の後方確認ができるようアシストする。また、IP67相当の高い防塵・防水性能を実現し、車外取り付けにも対応する。さらに、外形寸法や取付穴位置、突起形状なども従来モデルから見直し、汎用性が高い取り付けが可能となった。

「CMOS-320」は、リア/フロントビューに対応する他、4つのビューモードの切り替えが可能。画角195度を実現したウルトラワイドビュー、真上から見下ろすような視点の俯瞰ビューなどが設定できる。さらに、駐車アシストのためのガイド線も表示可能となっている。

なお、価格は「CMOS-320」が2万4800円、「CMOS-220」が1万3000円。6月上旬より発売する。

マルチビューカメラ(リアビュー/フロントビュー対応)の「CMOS-320」

スタンダードリアビューカメラ「CMOS-220」