キヤノンは5月8日、「パワープロジェクター」シリーズの新製品として、短焦点でハイレンズシフト機構を搭載した、LCOS(反射型液晶)プロジェクタ「WUX400ST」と「WX450ST」を5月下旬より発売すると発表した。価格はオープン。

「WUX400ST」

「WX450ST」

「WUX400ST」は、4,000ルーメンの明るさでWUXGA(1,920×1,200画素)の規格に対応し、「WX450ST」は、4,500ルーメンの明るさでWXGA+(1,440×900画素)の規格に対応。これにより、両機種とも最大約300型までの大画面投写が可能。さらに、キヤノン独自開発のLCOS(反射型液晶)パネル搭載により、透過型液晶パネルに見られる画面上に映る網目のような格子感を抑えた、滑らかな高画質映像を投写することができる。

LCOS(反射型液晶)プロジェクターWUX400ST」/「WX450ST」特長

その他の特長として、「WUX400ST」は、ハイレンズシフト機構を搭載し、画面領域の約75%分まで上方にシフト可能。また、短焦点で約1.2mの短い距離から約100型の投写ができる。これにより、教育機関や講堂、展示会場などの中規模な屋内空間において、簡単な設置やスペースの活用などを可能にする、高輝度・高解像度を両立したプロジェクタとなっている。

大会議室などでの設置例