JR西日本は11日、神戸駅にて大阪~神戸間開業140周年記念セレモニーを開催する。1874(明治7)年5月11日に大阪~神戸間で関西初の鉄道が開業してから今年で140年を迎えることを記念して実施する。
記念セレモニーは9時10分に神戸駅中央コンコースにて開始。来賓あいさつや地元小学校の児童による合唱などを行い、記念日を祝う。この日から運行開始する開業140周年記念ヘッドマーク掲出列車の発車に合わせて、出発合図も実施。この列車は網干駅8時35分発・米原駅12時19分着の上り快速電車(221系8両編成)で、神戸駅の発車時刻は9時52分。明治時代の制服に身を包んだ神戸駅長と地元小学校児童の代表が出発合図で見送る。
記念ヘッドマーク掲出列車は、この列車を含めて全3編成が登場する予定。いずれも11日始発から31日まで上郡~大垣間を運行することになっている。
その他、パネル展や記念弁当発売などの140周年記念企画も用意されている。パネル展は元町1番街商店街YAMAHA前付近にて5月10・11日、神戸駅中央コンコースみどりの窓口前にて5月11~14日に開催。元町1番街商店街では錦絵や当時の時刻表・料金表、神戸・元町・三ノ宮駅の変遷などが、神戸駅では当時の時刻表や大阪~神戸駅間の駅、神戸エリアの歴史などが展示されるという。記念弁当は11日から31日まで、神戸駅と新神戸駅コンコース内の「淡路屋」にて販売する。1個850円。