一般財団法人家電製品協会 認定センターは7日、家電製品アドバイザー資格および家電製品エンジニア資格合格者のうち、75名が難関の「エグゼクティブ等級」に合格したと発表した。エグゼクティブ等級取得者は家電製品の最上級の知識保有者に位置づけられる、いわばプロ中のプロだ。

家電製品アドバイザー資格は家電の販売・営業系業務や接客のプロフェッショナルとしての知識および技能を問うもの。一方で家電製品エンジニア資格は家電の設置・セットアップやトラブル対応のプロフェッショナルとしての知識および技能を問うもの。どちらの資格も「AV情報家電」と「生活家電」に分かれており、それぞれ合格すると「総合アドバイザー」「総合エンジニア」の資格を取得できる。

エグゼクティブ等級は2013年9月に新設され、ゴールドグレードとプラチナグレードがある。アドバイザー資格の合格点自体は200点満点中140点(エンジニアは120点)だが、AV情報家電と生活家電の各試験において180点(エンジニアは170点)取るとゴールドグレード認定される。AV情報家電と生活家電の両分野でゴールドグレード認定されると、プラチナグレードとして認定される。

家電製品アドバイザーの資格体系

資格合格者には認定証が付与される。また、エグゼクティブ等級取得者には特別仕様の認定証が付与され、店頭でもひと目でわかるようになっているという。同試験は2001年にスタートし、これまでに述べ約14万人以上の合格者を輩出してきた。試験は年2回、3月と9月に実施される。なお、資格の有効期間は5年間で、都度資格を更新する必要がある。

ゴールドグレードカード

プラチナグレードカード