Spansionは5月1日、フラッシュメモリ製品ポートフォリオに車載用NOR型/NAND型フラッシュメモリ各3品種、合計6品種を追加したと発表した。

Serial NOR型およびNAND型のメモリ容量を、それぞれ3品種ずつ追加することで、広い温度範囲や自動車システム開発における厳しい品質要件に対応していくとしている。

NOR型フラッシュメモリ「FL1-K Serial」の3品種は、-40℃~125℃の幅広い動作温度範囲に対応し、16/32/64MBの容量で提供される。また、NAND型フラッシュメモリ「Spansion ML-G1」の3品種は、-40℃~105℃の動作温度範囲に対応し、1/2/4GBの容量で提供される。6品種はすべて、車載グレード製品の業界基準であるAEC-Q100と生産部品承認プロセス(PPAP)に準拠している。

車載グレードのフラッシュメモリは、車載用途は勿論のこと、ソーラーインバータ、電源スイッチ、ファクトリオートメーション、および安全監視装置といった産業用途にも適応可能となっている。