ソーシャルメディア上の情報をテキスト分析するツール「見える化エンジン」を提供するプラスアルファ・コンサルティングは4月22日、3月に放送されたテレビCMの人気ランキングを発表した。ランキングは、Twitter上の投稿データを「見える化エンジン」で解析して作成している。

それによると、最も好評だったテレビCMは、サントリー食品インターナショナルの『ペプシネックスZERO・桃太郎「Episode ZERO」編』。ペプシネックスZEROは、小栗旬さんが演じた実写版桃太郎のほかに、コカコーラZEROとの飲み比べ結果をもとに作られた『美味しさ編』の計2作品を放送していたが、商品CMを評価するつぶやきのうち約75%は、桃太郎編についてであったという。

その他のランキング上位は、2013年の年間一位に輝いたカップヌードルの新作CM『現代のサムライ編』や、卒業する学生達が主人公のドコモのCM 『LTE「それぞれの旅立ち」篇』などとなっている。

企業と商品名を合わせた総合的なランキングは以下の通り。

順位 企業・商品名 投稿件数
1位 ペプシ 3739
2位 ドコモ 2016
3位 カップヌードル 1380
4位 トヨタ 1071
5位 コカコーラ 997
6位 ディズニーリゾート 946
7位 リクルート 787
8位 au 761
9位 ソフトバンク 719
10位 シーブリーズ 628

また、企業名や商品名、出演者別にもランキングが作成されている。

順位 企業名 件数 順位 商品名 件数 順位 出演者 件数
1位 ドコモ 2016 1位 ペプシ 3739 1位 小栗旬 994
2位 トヨタ 1071 2位 カップヌードル 1380 2位 大野智 670
3位 コカコーラ 997 3位 コカコーラ 997 3位 KIS-MY-FT2 614
4位 ディズニーリゾート 946 4位 シーブリーズ 628 4位 西島秀俊 592
5位 リクルート 787 5位 一番搾り 579 5位 進撃の巨人 585
6位 au 761 6位 GEORGIA 490 6位 ドラえもん 572
7位 ソフトバンク 719 7位 カフェデリ 344 7位 堺雅人 553
8位 東京ガス 587 8位 ぷっちょ 335 8位 461
9位 カルピス 557 9位 タウンワーク 286 9位 松坂桃李 364
10位 住友生命 484 10位 プリッツ 265 10位 山田孝之 346

なお、この分析は、3月1日~3月31日までの1ヶ月間にTwitterに投稿された対象ワード30万7251件をもとに行われた。対象のキーワードは、「CM 面白い」「CM おもしろい」「CM 気になる」「CM ウケる」「CM 好き」「CM 感動」「CM 泣ける」「CM ハマる」の8つ。