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Filament Groupは4月21日(米国時間)、「Picturefill 2.0: Use the <picture> element today|Filament Group, Inc., Boston, MA」において、現在開発段階にあるChrome、Firefox、Operaにpicture要素が実装されたことを伝えた。これらブラウザではレスポンシブデザインを実現するためにpicture要素を使用できるようになる。今後、ほかのブラウザにおいてもサポートが進む見通し。
インターネットを利用するデバイスはPCのみならずタブレットデバイスやスマートフォンなど多様化が進んでいる。スマートフォンやタブレットデバイスで扱いやすいWebページと、大画面での作業効率を優先させたPCで扱いやすいWebページを同一のデザインのもとで提供するというのは無理があることが多い。
Webブラウザが動作しているデバイスなどに合わせてデザインを切り替えたり、そのデバイスに適した画像を提供するといったテクニックがあり、そうしたテクニックを実行したフレームワームのひとつにFilament Groupが提供してきたPicturefillがある。今回、Webブラウザでpicture要素が利用できるようになったことでPicturefillもpicture要素を使うように対応が実施されたという説明も記載されている。