リクルーティング スタジオは4月17日、プロ野球の新人選手の中から珍しい苗字をランク付けした「プロ野球新人選手名字ランキングベスト30」を発表した。

プロ野球新人選手名字ランキングベスト30

今回のデータは、同社が運営する月間400万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net(Web)」の名字アクセスデータベースから、2014年4月現在のコンテンツで電話帳データをもとに、実世帯が確認できるもののみを集計。プロ野球支配下登録の新人選手全76人の名字から、全国人数の少ない順に抽出した。

1位は中日ドラゴンズの「阿知羅」選手に

1位となったのは、中日ドラゴンズの「阿知羅(あちら)」選手。全国でおよそ10人いる「阿知羅」さんのルーツは現奈良県である大和発祥と言われており、近年は奈良県宇陀郡などに見られるという。2位には楽天イーグルスの「濱矢(はまや)」選手、3位にはオリックス・バファローズの「奥浪(おくなみ)」選手がランクインした。

また、昨年のドラフト会議の目玉となった広島東洋カープの「大瀬良(おおせら)」選手は10位にランクイン。全国でおよそ1,400人見られる「大瀬良」さんのルーツは、現佐賀県と長崎県である肥前五島とのことで、近年は長崎県に多く、特に五島列島に多数見られる。

プロ初打席でホームランを放った東京ヤクルトスワローズの「西浦(にしうら)」選手は29位となった。「西浦」さんのルーツのひとつには、現大阪府東部にあたる河内国古市郡西浦村がある。中日ドラゴンズの新人選手は6人だが、そのうち5人の苗字が30位以内にランクインしている。

詳細は名字由来netで確認できる。