オービックビジネスコンサルタント(OBC)と日本マイクロソフトは4月21日、OBCの基幹業務システム「奉行」シリーズをクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上で動作させる「奉行シリーズ + Azureプラットフォーム」の提供で協業すると発表した。

日本マイクロソフトは、サポートライフサイクルポリシーに基づき2015年7月にWindows Server 2003のサポートを終了する方針。OBCは、現在Windows Server 2003上で奉行シリーズを導入している利用者に対し、同製品へ移行するように促したい狙いがある。

両社は、東日本と西日本のAzure 日本データセンターを利用しての同製品の導入運用が容易に行えるように、IaaS方式で提供、技術検証、導入テンプレートを含む各種ドキュメントの整備を実施するほか、災害対策などを含む管理運用手法確立とホワイトペーパーを提供する。

また、両社は販売パートナー向けに同製品の移行および導入方法に関するハンズオントレーニングを提供するほか、Windows Server 2003のサポート終了の啓蒙活動を含む共同マーケティング活動を実施する。