米SurveyMonkey(サーベイモンキー)は4月16日、iOS用のアンケート作成・分析アプリ「SurveyMonkey」の日本語版の提供開始、およびアプリの開発者向けの「モバイルフィードバック SDK」のベータ版を公開し、参加者の募集を開始したと発表した。

SurveyMonkeyの利用画面のサンプル

SurveyMonkeyアプリは、PC版のアンケート・分析ソフトをiOS端末向けに最適化したモバイルアプリ。iTunesストアの「仕事効率化」カテゴリから無料でダウンロードできる。2014年2月に先行リリースされた米国、カナダ、オーストラリアなどでは、すでに16万以上がダウンロードされ、5万以上のアンケートの作成、約9000のアンケートが実施されたという。

アプリは、iOS端末を利用して場所を選ばずにアンケートの作成・実施できるほか、指でも直感的に操作できるインタフェースを採用。160種類以上のテンプレートを利用できるほか、アンケート結果などはPDF、Excel、CSVへのエクスポート、PCとのデータ同期でシームレスな作業を可能としている。

モバイルフィードバック SDKは、スマホアプリ解析ツール「Flurry」をベースにSurveyMonkeyのアンケートツールを搭載したSDKツール。これを利用したアプリ開発者は、ユーザーがアプリを使っているタイミングでフィードバックを取得できる。また、SDK得られたフィードバックを同じアカウント下のほかのアプリのフィードバックと比較することも可能だという。

SDKは、同社のWebページで登録すれば無料で利用できる。同社は、年内にiOS用のアルファ版とAndroid用の正式版をリリースする予定としている。