日本特殊陶業は4月14日、スパークプラグ用絶縁体工場の竣工式を執り行ったと発表した。

日本特殊陶業は現在進行中の第6次中期経営計画の中で大型の設備投資を計画しており、中でも主力の自動車関連ビジネスにおいては「更なる強化」を目標に掲げ、2020年のプラグ需要に対応すべく各生産拠点で能力アップを進めている。今回の新工場は主力製品であるスパークプラグの絶縁体の生産拠点として岐阜県可児市二野に建設され、今後大きな役割を果たしていくとした。

なお、新工場は日本特殊陶業の100%製造子会社である『株式会社 日特スパークテック東濃』の本社工場として運営をしていく。

新工場の概要は以下のとおり。

  1. 所在地 :岐阜県可児市二野字南山2706-3
  2. 生産品目 :スパークプラグ用絶縁体
  3. 生産能力 :約1,350万本/月(段階的に生産能力を増強)
  4. 延床面積 :52,800㎡
  5. 操業開始 :2014年4月
  6. 投資金額 :約280億円(第1次計画)