ソフトウェア著作権保護団体のBSAは4月14日、組織内違法コピーの解決につながる有力情報の提供者に対し、最大100万円の報奨金を支払う「報奨金プログラム」を、6月15日までの期間限定で実施すると発表した。

BSAは昨年も同様の報奨金プログラムを実施しており、合計で262件の通報が寄せられたという。

同プログラムの報奨金額は、違法コピーの規模によって異なり、最大100万円となっている。報奨金は相手方から権利者に対して和解金(損害賠償金)が支払われた場合にのみ提供され、昨年実施した同プログラムでは3名に100万円の報奨金が渡された。

報奨金支払いガイドライン

BSAに情報を提供する際は、情報提供者の氏名 / 住所 / 電話番号 / 電子メールアドレスや、違法コピーの種類、数などを記載する必要がある。また、同プログラムは公的機関、およびこれに準じる民営化企業などは対象外。