企業が自社Webサイトで渾身のエイプリルフールネタを公開する文化がここ数年定着している印象を受けます。マイナビニュース ネットトレンドカテゴリでは、各社の取り組みを個別記事で掲載してきましたが、あまりにも数が多いため、ごく一部の企業しかピックアップすることができませんでした。そこで、その他企業の取り組みをこの記事で簡潔にまとめたので、ご覧いただけると幸いです。
個別記事のまとめ
GMO Internet
筋肉育成シミュレーションゲーム「筋肉これくしょん」を発表したGMO。ちなみに略称は「筋これ」だそうです。これ、DM○に怒られないんですかね?
DMM.com
一方、艦隊これくしょんをサービス展開するDMM.comは3Dプリンターのからくりを暴露。中の人を晒すという暴挙に出ました。
NTTコミュニケーションズ(050Plus)
あの固いイメージのあるNTTコミュニケーションズもエイプリルフールに参戦。マツコデラックスをスリムにさせるという暴挙に出ました。
Sleipnir
国産ブラウザで随一の人気を誇るSleipnirも参戦。これまで提供してきたWindows/Mac/iOS/Android/Windows Phoneに加え、新たにMS-DOS向けバージョンをリリース。なぜ今更MS-DOSという気がしなくもありませんが、25歳の筆者にしてみればMS-DOSとか触ったことがないのでよくわかりません。
ECナビ
ポイントサービスの老舗「ECナビ」は、新たなポイントの貯め方として47都道府県別のポイントの貯め方をレクチャー。宮城県のエースは今年アメリカで貯めたり、神奈川県は湘南の海で恋して貯まるなど、見事に根拠のないポイントの貯め方を伝授してくれています。
キングソフト(Clean Master)
キングソフトのClean Masterアプリは、新ウィジェットとして「抹消ボタン」を導入。その名の通り、全てのデータを削除してくれます。でも、全データ削除したら、そもそもClean Masterも削除されて会社としてマイナスじゃ…?
はてな
はてなは、嘘のつき手と騙され手をマッチングさせるサービス「はてな だまされまスター!」をリリース。寒いサービス名はさておき、嘘エコシステムの循環を加速させるコンセプトは4月1日にピッタリ。割と使えます。
週刊少年ジャンプ
まさかの週刊少年ジャンプもエイプリルフール戦線に参戦。Seventeenとコラボした「Jumpteen」を立ち上げました。
その他週刊少年誌と異なり、女性グラビアがないことで有名な週刊少年ジャンプですが、可愛らしいSeventeenモデルで溢れるWebサイトを見ていると、これはこれでありなんじゃないかと思ってしまいます。まあ、エイプリルフールなんですけどね。
東映
映画界の老舗「東映」もエイプリルフールに参上。ショッカーにサイトジャックされたWebページは、ものの見事にまっ黒け。さすがショッカーと言わざるをえません。
Uber
3月から正式にサービスを東京23区内で開始したUber。サービス開始からあまり時間が経っていないにもかかわらず、新サービス「ZOUBER」を展開する。ZOUBERは配象サービスで、ハイクラスな象をスマートフォンでクールに呼ぶことができる。3名まで同時に乗象できるとのことだが、色々注意が必要のようだぞう。
楽天
楽天は楽天ブログ/プロフィールが英語化するというなんとも素直なエイプリルフール。一部分だけ日本語が残っているあたり、日本企業らしいですね。
テレビ東京
テレビ業界からはテレビ東京が参戦。どこかで見たことがあるようなおじさんがバナナを手に持ち、絶対にすべらないバナナとアピール。滑りたければ、ビッグウェーブに乗るしかないようですね。
スカイパーフェクTV!
俳優で気象予報士の石原良純さんが天気予報をやめるという自虐ネタを披露するエイプリルフール……ではなく、スカパー!野球中継の広告。ちなみに、石原良純さんのお天気正解確率は2割5分1厘と、プロ野球ならレギュラーはく奪レベルです。
レッドブル
レッドブルは、新商品「RED BULLO(レッドブロ)」を引っさげてエイプリルフールに参戦。その名の通りの入浴剤で、エナジーオフロとムトウオフロの2種類を用意しています。
講談社
講談社のエイプリルフールネタは、楽天傘下の「Kobo」をもじった「Kebo」。ウェアラブルを超えた電子書籍端末「Kebo」は、あなたの体毛を動かして電子書籍・コミックを浮かび上がらせるようです。毛にまつわる雑学をこれでもかと詰め込むあたり、さすが出版社ですね。
MapFan
地図メーカーのMapFanは、今話題の西之島を利用したエイプリルフールネタを披露。ぱっくり割れている西之島から出てきたものは果たして何なのか……。
SNSのTwitter日本公式アカウントもエイプリルフールネタをツイート。ただ、やや自虐ネタで突っ込みづらいのは良かったのか悪かったのか……。
グリコ
最後はグリコ。公式Twitterアカウントで、プッチンプリンの新味とポッキーの隠された秘密を大公開。後悔してないと良いんですが……。
いかがでしたでしょうか。このほかにも多くの企業がエイプリルフールにあわせて様々な企画を用意していましたが、全て掲載することはできませんでした。また、来年をお楽しみに!