サントリーホールディングスは3月19日、京都府・精華町の「けいはんな学研都市(関西文化学術研究都市)」に建設する新たな研究開発拠点の名称を「サントリー ワールド リサーチセンター」に決定したと発表した。新拠点は2014年春から建設に着手し2015年春の竣工を目指す。
新拠点は、サントリーグローバルイノベーションセンター、サントリーウエルネス 健康科学センター、サントリービジネスエキスパート 安全性科学センター、サントリー生命科学財団 生物有機科学研究所が拠点を構え、健康科学、微生物科学、植物科学、水科学、環境緑化といった領域の研究を取り組む。
建設概要は、敷地面積が4万9000m2、建築面積が7600m2、延床面積が2万3600m2(地上4階建て)となる。名称は同社グループの国内外の研究開発活動を牽引したいという想いを込めて命名。幾重にも重なる水・緑・土をイメージした外観デザインにするという。