調査会社のStrategy Analyticsは3月17日(米国時間)、半期に一度行っているハイテクブランド調査結果を発表した。1位はSamsungで、Appleは5位。Appleはポイントを大きく下げた。

この調査は、同社のConsumerMetrix部門が第2四半期と第4四半期に行っているもの。約6200人の米国と欧州のコンシューマーを対象に行った調査で、コンピュータ、携帯電話、TVなどの製品を購入する際に、21のブランドから選ぶブランド、選ばないブランドを聞き、順位を割り出した。

2013年第4四半期のトップは、57.2ポイントを獲得したSamsungとなった。前回からトップを維持したが、米国と英国では前回よりも支持が下がったという。2位はソニーで43.9ポイント。3位はMicrosoftで24.5ポイントだった。

Appleは17.3ポイントで、4位Hewlett-Packard(HP)に次いで5位。これは前回から5.1ポイント下げたことになる。今回の調査では、Appleのコアユーザーである富裕層の若者からの支持が下がっているとStrategy Analyticsは問題視している。

6位以降は、LG(16.7ポイント)、東芝(14.5ポイント)、パナソニック(10.9ポイント)、Dell(5.7ポイント)となった。

上位10位には入っていないが、ポイントの伸びが最も大きかったのがHuawei Technologies。高所得者層からの支持を集め、3.8ポイント伸ばした。