お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、17日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ワイドナショー』(毎週月曜24:35~25:25)で、コンビ解散や引退を意識していることを明かした。

コンビの解散や引退について語った松本人志

最終回スペシャル(4月からは毎週日曜10:55~に移動)と題された今回は、過去の放送分から未公開の内容を明かすというもの。同番組でレギュラーコメンテーターを務めている松本は、ゲスト出演したSMAP・中居正広と「"演出"と"やらせ"のボーダーライン」について語り合い、話題は「番組の終わり」から、解散や引退といった「身の引き方」へと発展していった。

松本は、「この10年で芸能界は、えげつないほど変わると思うのね」と推測。大物司会者の引退や番組の終了などが相次いだことに加え、「いろんな大手のプロダクションのすごい偉い方が、相当お年も召してきて。いや、こんなん言うとあれやけど、本当にね年齢もすごいでしょ。この10年でガラッと変わると思う」とその理由を説明した。その後、グループやコンビの解散に話題が移り、司会の東野幸治が「ダウンタウンの解散も、もしかしたら」と問いかけると、松本は「来る来る。それは、絶対に来るもん」と答えた。

また、中居が、映画やドラマや舞台などと比較して、バラエティ番組は終わることを意識しながら臨んでいないと述べたことから、松本は「あんまり考えたことないけど、(バラエティ番組は)1回1回で終わる感じ」とコメントし、「ダウンタウンも意識はしだしてるよね。だって、どこかでは絶対終わるからね」と告白。これに中居が「それは番組? 芸人さんとして?」と投げかけると、松本は「もちろん、俺としてもそうやし」と幕引きを意識していることを打ち明けた。