グルーヴガレージは、コミック版『新世紀エヴァンゲリオン』の完結を記念して、コミック第8巻「STAGE.50 心の中へ」の扉絵に描かれた葛城ミサトが着用しているホリゾンタル・ショルダー・ホルスター「NERV HORIZONTAL SHOULDER HOLSTER "MISATO KATSURAGI MODEL"」(東京マルイなどのヘッケラー&コッホUSP専用)を商品化、完全受注生産品としてEVASTOREほかネット通販サイトにて予約の受け付けが開始している。価格は50,000円(税別)。
ヘッケラー&コッホUSPは葛城ミサトが使用するドイツ製のオートマチック・ピストル。今回のホルスター製作にあたり、扉絵だけでは判断しかねるステッチ、NERVマークの入れ方、革の色イメージ、全体のスタイルなどをデザイン段階で貞本義行氏が監修。それらの情報とアドバイスをもとに、日本屈指のカスタムホルスターメーカー「SPEED」の小見山正夫氏が、実銃の使用にも耐えるクオリティでサンプルを製作したという。
小見山氏は『太陽にほえろ』『西部警察』『あぶない刑事』『ベイシティコップ』『藁の楯』など劇場映画に登場する主役俳優の専用ホルスターを何十年も手がけているプロップホルスター製作の第一人者。小宮山氏本人により製作されたサンプルも、貞本義行氏が最終監修を行っている。
曲線を多用し、ハーネスなどが幾分細めに作られた本革製のホルスターは、装着時のフィット感も良く、銃を入れた時のバランスも絶妙。またコンパクトに作られているため、コンシールドキャリーにも優れ、ミサト並のプロポーションの女性が上着を着れば、ホルスターを付けているのがわからないほどとか(サイズ調整可/男性でも余裕で使用可能)。
本製品には、銃を収納するホルスター部分と差し替えられる特製のスマホケースが付属。また特典として貞本義行氏のイラストを使用したシリアルナンバー入りカードが同梱される。1カ月の生産数に限りがあるために、予約から配送までに2カ月以上かかり、予約数が多くなると、さらに遅れが生じる場合もある。
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