本田技研工業の英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは4日、「第84回ジュネーブ国際モーターショー」(スイス・ジュネーブで開催、3月6日から一般公開)にて、次期欧州向け「シビック TYPE R」のデザインの方向性を示すコンセプトモデル「シビック TYPE Rコンセプト」を発表した。
「シビック TYPE Rコンセプト」は、歴代最高の「シビック TYPE R」をめざし、エクステリアデザインの各所にレーシングカーのような高い走行性能を発揮するための機能を表現。ダウンフォースを高めて空気抵抗を減らすフロントバンパーや、LEDコンビネーションランプ内蔵のリアスポイラーなどが導入された。また、操る喜びを強く想起させるようなデザインとして、赤い縁取りが施された20インチホイールやフロントスポイラー、赤く塗られた大径ブレーキキャリパーを採用したとのこと。
次期欧州向け「シビック TYPE R」は、新世代パワートレイン技術群「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」のひとつで、280馬力以上の最高出力をめざして開発中の「2.0リットル直噴ガソリンターボエンジン」を搭載。加速性能、ハンドリング、燃費性能を両立したモデルとして、2015年に発売が予定されている。