東京エレクトロン デバイス(TED)は3月4日、米Fusion-ioの「ioDrive2 Duo 2.4TB」を、富士通の垂直統合型データベースシステム「FUJITSU Integrated System HA Database Ready SX2」に標準搭載し、3月よりOEM供給を開始したと発表した。

富士通の垂直統合型データベースシステム「HA Database Ready」は、ハードウェアとソフトウェアを最適に組み合わせることで、高性能、高信頼性を確保しセットアップ完了後にすぐに利用ができる完全冗長型のオープン(PostgreSQLインタフェース採用)なデータベースシステム。

設計、チューニングがすでに完了しているため、設置後の作業は電源投入とネットワーク設定のみで本稼働に入ることができる。

また、サーバ2台構成によるミラーリングとローリングアップデート機能や、ストレージを使った自動バックアップおよびワンクリックリカバリー機能を標準で装備している。

TEDでは今回、PCIe型フラッシュストレージ「ioDrive2 Duo 2.4TB」を「HA Database Ready」に搭載し、I/Oボトルネックを解消。

CPU性能を活用し、大量処理でも安定した性能を発揮し、これまでのハードディスクを使用したデータベースシステムに比べ約20倍のトランザクション性能を実現するとしている。