日立ソリューションズは3月4日、日立ソリューションズ東日本とHitachi Solutions Americaと共同でERP製品「Microsoft Dynamics AX」上で動作する組み立て加工製造業向けのテンプレート「SYN//AX」を6月1日より北米で提供すると発表した。

同製品は、日立ソリューションズ東日本の生産計画システム「SynPIX」をベースに開発。SynPIXは、基準日程計画(MPS)、能力計画(CRP)、所要量展開(MRP)を同期しながらの生産計画の立案、部品の集約・欠品状況、負荷状況の可視化などの機能がある。

同製品は、Microsoft Dynamics AXの生産管理データを可視化することで、効率的な生産計画の立案、問題が起きている工程の把握、部材調達の遅れなどの問題シミュレーションなどを可能とする。なお、同製品の日本国内での提供計画などは発表されていない。