The purpose of Linux Mint is to produce a modern, elegant and comfortable operating system.

Debianベースで開発されているLinux Mintの最新版となる「Linux Mint Debian 201403 (LMDE 201403)」が公開された。「Linux Mint Debian 201403」ではCinnamon版とMATE版のそれぞれについて64ビット版と32ビット版が提供されている。採用されているバージョンはCinnamon 2.0およびMATE 1.6。EFIとGPTがサポートされた点も注目される。

「Linux Mint Debian 201403」はDebian Testingをベースに開発されているデスクトップ(ワークステーション)向けのディストリビューション。特定のバージョンをベースにするのではなく、その時点でのDebian Testingをベースにローリングリリースに近い形式でリリースを実施している。

Linux Mintは新しいコンポーネントやツールキットを使いつつもこれまでのユーザインタフェースをベースに改善を続けており、GNOME Shellのユーザインタフェースをあまり好まないユーザの支持を集めている。UbuntuベースのLinux Mintの最新版は昨年の12月にリリースされた「Linux Mint 16 "Petra"」。