ガンホー・オンライン・エンターテイメントは20日、『パズル&ドラゴンズ』2周年記念超絶発表会を六本木・ニコファーレにて開催し、森下一喜社長らが新タイトル『パズル&ドラゴンズW』などの新展開を発表した。

左から森下一喜社長、山本大介プロデューサー

『パズル&ドラゴンズ』(パズドラ)は、同社が「iOS」「Android」および「Kindle Fire」端末向けに提供する大ヒットパズルRPGのゲームアプリで、2014年1月31日には2,400万ダウンロードを突破。アプリゲームの歴史を塗り替える作品へと成長した。昨年12月には、ニンテンドー3DS専用ゲームソフト『パズドラZ』も発売され、こちらは累計100万本を突破するなど同社を代表するコンテンツとなる。

『パズル&ドラゴンズW』発表会資料より

今回の発表会では、『パズドラ』に『パズル&ドラゴンズW』として新ゲームが追加されることが明らかに。既存の『パズドラ』にアップデートで新たなゲームが追加され、トップ画面から2種類のゲームをプレイできるようになるという。

『パズドラW』は、6×6マスのパズルをクリアしていくパズルゲーム。時間内にパズルをクリアしてレベルが上がると難易度も上昇し、パズルで消す石の色の増加、スピードが上がっていく。プレイ中には、さまざまな効果があるアバターが手に入り、自分のキャラクターをカスタマイズすることができる。森下社長は「ひたすらパズルに特化したゲームです。パズルの部分を純粋に楽しんでもらいたい」と説明し、コンティニューに魔法石を使える以外は、特に課金要素は想定していないという。『パズル&ドラゴンズ W』は2014年春アップデートを予定している。

さらに、ガンホーとスクウェア・エニックスが提供するアーケードゲーム『パズドラバトルトーナメント~ラズール王国とマドロミドラゴン』の詳細も明らかに。こちらは、主人公を選んでモンスターを収集育成し、最大16名によるオンライン対戦でのトーナメントバトルを繰り広げるシステムとなる。音楽は『パズドラ』と同じく伊藤賢治氏が作曲、田中公平氏がアレンジとオーケストラ指揮を担当し、キャラクターデザインは野村哲也氏、シナリオを井上堅二氏、田口仙年堂氏、日向悠二氏ら人気ライトノベル作家が務める。こちらは2014年春の稼働が予定されている。

最後に大きな発表として、5月25日にガンホーのゲームタイトルが集結するイベントが東京ビッグサイトで開催されることが発表された。同イベントでは「第2回パズドラジャパンカップ」が開催され、3月からは全国7都市で予選大会が順次行われる。それ以外にも、2月24日より『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とのコラボ企画第2弾がスタートすることなどが発表されていた。

ラストには『パズドラ』の2周年を祝うケーキが登場すると、森下社長は笑顔を見せながら「早いようで長い2年間でした。『パズドラ』をたくさんの方に遊んでいただいて、街中で遊んでいる姿を目にするようになって、本当にありがたく思っています。3周年、10周年を目指してブラッシュアップしながら、より良いゲームを作っていきたいと思いますのでよろしくお願いします」と今後の展望を語っている。

(C)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.