米USA Todayの2月18日(現地時間)の報道によれば、間もなくの発表が噂される腕時計型デバイス「Galaxy Gear」の新バージョンについて、OSを従来のAndroidからTizenに変更するという関係者の話を紹介している。日本を含む各国でのローンチに苦戦するなか、Tizen普及のためのアプローチの1つになるかもしれない。

写真は初代GALAXY Gear

同デバイスの新バージョン「Galaxy Gear 2」(仮称)の登場時期は今年2014年春過ぎが予想されているが、2013年9月のIFAで発表された前モデルからあまり間を空けることをなく投入が見込まれながらも、デザインをはじめかなりのリフレッシュが行われるとの話がある。もし今回の話のようにTizen導入も含めてソフトウェアの大幅改良が行われるのであれば、コンセプトのみが同じのまったく別の製品となる可能性がある。また、Tizen搭載ということでGalaxyの冠を外してのデビューとなるかもしれない。

Tizenに関する噂はいくつか出ているが、Tizenはメインストリームのスマートフォンよりも、その周辺を取り巻くデバイスやメインストリーム以外のラインナップへの導入が比較的積極的に行われる可能性が指摘されている。もし今回の話が本当であれば、こうした流れを証明するものとなるだろう。