大阪市交通局はこのほど、地下鉄千日前線の全駅に可動式ホーム柵を設置すると発表した。3月14日終電後に南巽駅で着手し、その後は順次、野田阪神駅までの各駅で設置を進める。全駅での完成は2015年2月の予定。

可動式ホーム柵のイメージ

設置するのは、列車到着時に扉部分が列車のドアと合わせて開閉するタイプの可動式ホーム柵。あわせてホームと車両との段差や隙間を小さくする工事も実施し、乗降口のホーム床面をスロープ状にかさ上げすることで、ホームと車両床面の段差を15mm以内とするほか、ホームの端にはゴム製の隙間材を設置。ホームと列車との隙間を約20mmとする。