セイコーエプソンは、奈良県明日香村、東京大学 池内・大石研究室、アスカラボと共同で、エプソンの新型スマートグラス「MOVERIO(モベリオ) BT-200」を用いて「古墳バーチャルガイド」の実証実験を、明日香村の石舞台古墳で2月22日、2月23日、3月1日、3月2日に実施すると発表した。

今回の共同実証実験では、エプソンが「MOVERIO BT-200」を10台提供し、AR技術を組み合わせることで、石舞台古墳の築造過程を3D映像で紹介する「古墳バーチャルガイド」サービスとして、希望の顧客に体験してもらう。

「MOVERIO(モベリオ) BT-200」

キャラクターによる古墳バーチャルガイド(イメージ)

実証実験により明日香村は、シースルー型スマートグラスの利点や運用上の課題を評価し、明日香村におけるバーチャル遺跡復元・観光ガイドサービスの実用化に向けた検討を行うという。

実験では、明日香村地域振興公社が運営サポート、東京大学 池内・大石研究室がCGモデル提供、アスカラボがアプリ開発・コンテンツ制作を行う。