ソフトバンク・テクノロジーは2014年1月31日、神奈川県小田原市の公式ホームページにおいて、Webフォントサービス「FONTPLUS」が導入されたことを発表した。
小田原市は2013年12月、公式ホームページのリニューアルを機にFONTPLUSを導入した。5,000ページを超える大規模サイトのため、目的のページを直感的に見つけられるように、多くの写真と写真上の文字でコンテンツを表現している。
従来は、画像で制作していた見出し・バナーなどに「Webフォント」を用いることで、ページのほぼ全体が自動翻訳ツールや文字サイズ・文字色の変更機能と連携し、ユーザー環境に合わせて変化するWebサイトが実現された。
従来は、市職員がPCにインストールされた画像編集ソフトを用いてボタン画像などを作成していたが、スキルが必要で工数がかかり、検索や翻訳、文字色や文字サイズの変更にも対応できないという課題があった。
FONTPLUSによって、小田原市は、Webサイト更新時の工数を大幅に削減し、ユーザーにやさしく見やすい「小田原市の顔」として、公式ホームページを運用することができるようになったという。