日本財団・東京国際文芸フェスティバル事務局は、出版社・書店・大学・大使館・文化機関等の協力・共催を得て、2月28日~3月9日に「東京国際文芸フェスティバル」を都内の各所で開催する。
世界10カ国からの作家たちも登場
「東京国際文芸フェスティバル」は今回で2回目の開催となる。期間中は、都内の美術館、劇場、書店、カフェ、映画館や大学など様々な会場で本や文芸に関わるイベントを実施。ピューリッツァー賞作家など世界10カ国から作家が約20人が来日するほか、国内からも人気作家が多数参加する(予定)。
初日の2月28日は、紀伊國屋サザンシアター(新宿)でオープニングイベントを開催。ジュノ・ディアス氏やネイサン・イングランダー氏、市川真人氏などが登場する。3月1日は、エトガー・ケレット氏や江國香織氏がタワーレコードカフェ(渋谷)に登場し、「短編小説で学ぶ『失恋入門』」を行う。
3月2日は、日本発の英語文芸誌「Monkey Business」の第4号刊行イベントを、Cafe104.5(御茶ノ水/淡路町)で開催する。出演者はデイヴィッド・ピース氏、柴崎友香氏、柴田元幸氏ら。3月6日は、タッシュ・オー氏や中島京子氏、平野啓一郎氏が出演する「今、アジアで『文学する』こと」を、国際文化会館(麻布十番)で行う。
3月8日は、文芸誌「グランタ」の日本特集と日本語版創刊号(日英同時)の刊行イベントを、SuperDeluxe (六本木)で開催する。デイヴィッド・ミッチェル氏、村田沙耶香氏らが出演。3月9日のクロージングイベント(早稲田大学小野記念講堂)には、ピューリッツァー賞作家のジェフリー・ユージェニデス氏やジュノ・ディアス氏、川上未映子氏が登場する。
その他にも様々なイベントを実施する。イベント参加は、東京国際文芸フェスティバルWebサイトから受け付ける。複数プログラムへの申し込みも可能。
サテライトイベントも40種
また、同イベントのサテライトイベントも都内各所で約40種行われる。「第150回記念『芥川賞&直木賞フェスティバル『』(文藝春秋)」や、「第4回Twitter文学賞 結果発表座談会(MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店)」「『ドストエフスキーと愛に生きる』×文芸フェス」など。サテライトイベントも、イベントWebサイトで案内している。