JALは30日、日本の国内線初となる機内インターネット接続サービスを2014年7月より順次提供すると発表した。航空機内にWi-Fi環境を導入し、スマートフォンやタブレットパソコンからインターネットに接続できるようになる。利用料金は400円から。

機内インターネット接続サービスは、離着陸時を除いて提供される。同サービスには機内エンタテインメントも用意されており、デバイスからスポーツ、グルメ、ミュージック、アニメなどの映像コンテンツ、JTBパブリッシングによる観光地情報(SKYるるぶ)、フライトインフォメーション、JALホームページなどを無料で閲覧できる。また、映像コンテンツは一部有料サービスも検討しているという。

無料利用可能なコンテンツ例

利用にあたっては2つの料金プランを用意。30分、400円で提供する「時間制プラン」、使用時間の制限がない「フライトプラン」がある。フライトプランはマイル(距離)・利用デバイスに応じて分かれており、450マイル以下(羽田=大阪ほか)の場合は利用デバイスを問わずに500円、451マイルから650マイル(羽田=福岡ほか)の場合は、スマートフォンが500円、タブレット・ノートパソコンが700円、651マイル以上(羽田=沖縄ほか)の場合は、スマートフォンが700円、タブレット・ノートパソコンが1,200円かかる。

JALマイレージバンク会員のうち、ダイヤモンド会員、JGCプレミア会員、サファイア会員には年間で一定回数、無料で利用できる特典を用意する。また、フライトマイルをインターネット接続無料クーポンに交換できる特典も準備中。

なお、同サービスの提供にあたっては、米gogo者の衛星接続サービスを利用した。

(記事提供: AndroWire編集部)