NTT東日本は、法人向けに、フレッツ光の新たなサービスとして、帯域優先型の「フレッツ 光ネクスト プライオ」を3月24日より東京エリアから順次提供を開始すると発表した。最大通信速度は上下概ね1Gbpsとなる。
「フレッツ 光ネクスト プライオ」はNGN内において他のベストエフォート通信より優先的にパケットを転送するサービスで、通信が混み合っている場合でも安定的な通信が可能となる。「フレッツ 光ネクスト プライオ」では、10Mbpsの帯域優先が可能な「フレッツ 光ネクスト プライオ10」と1Mbpsの帯域優先が可能な「フレッツ 光ネクスト プライオ1」の2品目をラインナップする。
また、従来のフレッツ光では、24時間365日の保守対応は有料のオプションサービスとしていたが、「フレッツ 光ネクスト プライオ」では標準サービスとして提供する。
月額利用料は、プライオ10が41,100円(税別)、プライオ1が 20,000円(税別)。初期費用は契約料が800円(税別)、工事費が24,000円(税別)。
さらに、「フレッツ 光ネクスト プライオ」を利用した新たなIP-VPNサービスとして、「フレッツ・VPN プライオ」を8月20日より提供開始。「フレッツ・VPN プライオ」では従来の「フレッツ・VPN ワイド」に比べて、遅延の発生しにくい安定した通信が可能なプライベートネットワークの構築を実現する。1契約で最大1,000回線の接続が可能。また、付加機能として、NTT東日本が提供する広域イーサネットサービス「ビジネスイーサ ワイド」との接続サービスを提供するとともに、NTT西日本が提供する「フレッツ・VPN ワイド」との東西接続サービスを提供する予定。