ソニーは2月24日から、車両内監視向けのネットワークカメラ3機種の販売を開始することを発表した。

このほど発売される「SNC-XM632」「SNC-XM636」「SNC-XM637」の3機種は、1/2.9型プログレッシブスキャン Exmor CMOSイメージセンサーを搭載し、フルHD画質で電車やバスなどの車両内を監視できる。

「SNC-XM636/SNC-XM637」と、電車とバスでの利用イメージ

また、1フレーム内でシャッタースピードが異なる2枚の画像を合成して明部 / 暗部の視認性を向上させるワイドダイナミックレンジ機能「View-DR」により、乗降時のような逆光環境でも比較的きれいに撮影できるという。

SNC-XM632は水平画角113度で撮影できるモデルで、汎用的なネットワークインタフェースであるRJ45コネクタを装備する。SNC-XM636とSNC-XM637は、振動環境下でもカメラが抜けにくいM12コネクタを採用し、車両の振動による騒音などを低減することができる。SNC-XM636の水平画角は83度、SNC-XM637の水平画角は113度。価格は3機種とも7万3500円となっている。

SNC-XM632の監視映像のイメージ