シナジーマーケティングは1月29日、顧客データを活用してマーケティングコミュニケーションを支援するクラウドサービス「Synergy!360」に、顧客の行動データをもとにマーケティング活動の自動化を行う新機能を搭載する。
現在、多くの企業が顧客に対してさまざまな情報提供を行っているが、顧客にとって必要のない情報を送り続けていると、一度興味を持った顧客が離れてしまう可能性がある。これを防ぐためには必要としている人にだけ効率よく情報を提供することが重要になるが、マーケティング担当者の負担が大きく、実現できている企業は少ないという。
このほどSynergy!360に搭載される新機能は、Webページへのアクセス、メールの開封やクリックといった行動データを解析することで、顧客が自社に興味を持っているかどうかを自動的に判別し、興味を持っている顧客にのみ情報提供を行うことができる。また、自社に興味を持っていない顧客に対しては自動でアプローチを抑制することも可能。
同機能は顧客を、活発に行動している「アクティブ顧客」、一定期間行動していない「休眠顧客」、企業からのアプローチに無反応な「離反予備軍」、企業からのアプローチを拒否している「離反顧客」の4つの状態に分類する。各状態に判別された顧客の人数や比率などはレポートで確認することができる。