画像はイメージ |
地域の猫問題解決のためTNRの推進と保護活動を行っている神戸猫ネットは、フェリシモ猫部との協力のもと、1月26日にフェリシモ本社にて「第7回 猫の譲渡会」を開催する。
近畿圏でペット可住宅に住む人を対象に譲渡
神戸猫ネットは、「不幸な猫を増やさない!今いる猫は天寿を全うさせてあげたい」を目的に、地域の猫問題解決のためTNR(捕獲・不妊手術・元に戻す)の推進と保護活動を行う団体。同団体の活動に共感したフェリシモ猫部が協力し、これまでも数回「猫の譲渡会」を開催してきた。今回で7回目の開催となる。
今回、参加する猫は、捨てられた猫や、飼い主のいない猫が産んだ猫など約70匹(生後8週齢以上の子猫)。参加できない猫は写真での参加をする場合もある。なお、会場への猫の持ち込みは不可とのこと。
同団体では、保護された猫達を一匹でも多く家庭に戻したいと願っているが、フォローの関係上、里親希望者は、近畿圏でペット可の住宅に住む人に限定している。また、日ごろの健康管理やワクチン接種のほか、猫が不調の際には病院を受診するなど、適切な飼育管理が行えることが必要となる。
猫をはじめて家に迎える人には、同団体が飼育方法などをフォローする。また、終生飼育、完全室内飼育を徹底すること、脱走防止策を取ること、家族全員の同意を取ることなども必要だ。
スタッフがヒアリング・面談を行い譲渡を決定
譲渡会で気に入った猫が見つかった場合は、人にも猫にも望ましい関係が築けるか判断するため、同団体のスタッフが里親希望者や猫の保護者の間に入り、ヒアリング・面談などを行う。1匹の猫に対し、最大3人までの申込みを受け付け、希望者が複数の場合は、面談後に一番適した里親に譲渡する。
なお、譲渡希望の猫は第2、第3希望まで受け付ける。猫は、1~2週間の試し飼いの後、問題なければ正式な譲渡となる。譲渡会当日に猫を連れて帰ることは不可。
譲渡会の開催時間は13時~15時。会場はフェリシモ本社(兵庫県神戸市中央区浪花町59番地 神戸朝日ビル21F)。詳細は、フェリシモ猫部で案内している。