細工したPNGファイルで任意のコード実行のセキュリティ脆弱性

Japan Vulnerability Notes

脆弱性対策情報ポータルサイトJVN (Japan Vulnerability Notes)に掲載された記事「libpng に NULL ポインタ参照の脆弱性」が、libpngの特定のバージョンにNULLポインタ参照のセキュリティ脆弱性があることを伝えた。影響を受けるバージョンは1.6.1から1.6.7まで。1.6.8でこのセキュリティ脆弱性は修正されており、libpngを利用している場合にはセキュリティ脆弱性が修正されたバージョンへのアップグレードが推奨される。

このセキュリティ脆弱性を利用されると、細工されたPNG画像データを読み込ませることでソフトウェアをクラッシュさせることができるほか、場合によっては任意のコードが実行される危険性がある。細工したPNG画像を用意するには一定の知識が必要になるが、画像を用意するだけでよく影響範囲は広いとみられる。NULLポインタ参照のセキュリティ脆弱性そのものはチェックコードを追加するだけでよく対応は難しくない。

libpngはオフィシャルなPNGライブラリのリファレンス実装。PNG画像で規定されているほとんどの機能に対応しているほか、機能拡張が容易でさまざまなソフトウェアで利用されている。libpngにはこれまでも何度かセキュリティ脆弱性が発見されているため、古いバージョンを使っている場合にもそのバージョンがセキュリティ脆弱性に該当していないかチェックし、最新版を利用することが推奨される。libpngに関する情報はlibpngのWebサイトでチェックできる。



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