台湾ASUSTeK Computerは1月6日(米国時間)、ユニークなAndroid端末「PadFone」シリーズの新製品「PadFone mini」を発表した。7インチのタブレットに4インチのスマートフォンを装着して利用することができる。価格は249ドル。

PadFone mini

PadFone miniは、同日発表のWindows 8/AndroidのデュアルOS端末「Transformer Book Duet」などと同じく米ラスベガスで開催中の「International CES 2014」に先駆け発表された製品。通信機能を搭載したスマートフォン部「Phone」と大型ディスプレイを備えたタブレット形状の「Station」がセットで提供される。

主な仕様は次の通り。ディスプレイはPhone側が4インチ WVGA(800×480ドット)のIPS液晶、Station側が7インチ WXGA(1280×800ドット)のIPS液晶。プロセッサはIntel Atom Z2560(1.6GHz)で、RAMは1GB(LPDDR2)、ストレージは8GB(eMMC)。8メガピクセルカメラ、Bluetooth 4.0、Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)、WiFi-Directなどを備える。OSはAndroid 4.3だが、Android 4.4(KitKat)へのアップデートが提供される予定。

7インチのタブレットに4インチのスマートフォンを挿入し、大画面で操作できる

サイズはPhone側が124.42×61.44×6.3~11.2mm、Station側が199.85×119.43×13.91mm。重量はPhone側が116g、Station側が260g。バッテリ容量はPhone側が1170、Station側が2100mAhとなる。

(記事提供:AndroWire編集部)