GMOドメインレジストリは12月16日、インターネット上のドメインを管理団体であるICANNと、地域名TLD「.yokohama」の管理運営事業者契約を締結したことを発表した。

同社は、ICANNが2012年に実施した新gTLDの申請受付において、横浜市の支持を受けて「.yokohama」を申請し、2013年7月にICANNによる当該TLDの管理運営事業者審査を通過。その後、ICANNとの間で各ドメインの運用における管理運営事業者契約の締結へ向けて準備を進めていたが、このほど契約の締結に至った。これにより、同社は正式に「.yokohama」の管理運営事業者となる。

今後は、2014年2月には「.yokohama」運用における権限委譲前のシステムテストや権限委譲を完了させ、2014年初夏には運用を開始する予定だという。

同社は「.nagoya」「.tokyo」についても管理運営事業契約を締結しており、両ドメインは2014年春に運用開始の予定。

また、大阪府の支持を受けて「.osaka」の申請も行っている。「.osaka」は2社が申請しており、今後、申請者間の協議やオークションなどで、最終的な運営事業者が決定される予定になっている。