モルテンは、自動車用ゴム部品および樹脂部品の製造販売を行うタイの子会社「モルテンアジアポリマープロダクツ」の敷地内に、新たな工場を建設すると発表した。今回の増設により同社は3工場体制となる。

増設の目的は、自動車メーカーの海外生産シフトが加速する中で市場が拡大傾向にあるASEAN諸国向け製品の製造・販売の強化としている。工場内には樹脂成形機を導入するほか、新たに製品管理スペースを整備するという。

新工場の敷地面積は3780m2で、2013年10月9日に着工開始し、2014年5月に完成、2014年9月に稼動を開始する予定。投資額は8200万バーツ。

モルテンアジアポリマープロダクツの敷地内に建設する第3工場のイメージ