オートデスクは、ユーザーの上半身を手軽に3Dデータ化する「Autodesk 3D フォトブース」を、東京都・渋谷のものづくりカフェ「FabCafe」に設置したと発表した。2013年内まで常設される予定で、同カフェの顧客であれば無料で体験可能となっている。

「Autodesk 3D フォトブース」

「Autodesk 3D フォトブース」は、2013年9月に開催された同社展示会「Autodesk University Japan 2013」や同年11月に開催されたDIYの祭典「Maker Faire Tokyo 2013」などで多くの注目を集めた3Dフォトブース。檻のようなブース内には20台のiPod Touchと10個のLEDライトが設置されており、被写体の上半身を周囲から同時に撮影可能。それらの写真を無料アプリ「123D Catch」で繋ぎ合わせることで、手軽に3Dモデルが完成するという。

完成した3Dデータは、STL形式でダウンロードして別途3Dプリントすることも可能とのこと。詳細はFabCafe公式サイトまで。なお、本ブースの設計図が同社により公開されているので、必要機材と多少の知識さえあれば誰でも3Dフォトブースを自作することができるという。