PHP 5.5系、5.4系、5.3系がアップデート - 脆弱性対応など

PHPデベロップメントチームからPHPの最新版が公開された。それぞれのバージョンごとに「PHP 5.5.7」「PHP 5.4.23」「PHP 5.3.28」が公開されている。これらバージョンはバグ修正およびセキュリティ脆弱性対策を目的としている。該当するバージョンまたはこれよりも前のバージョンを使っているユーザへは最新版へのアップグレードが推奨されている。

「PHP 5.5.7」はひとつ前のバージョンで発見されたいくつかのバグが修正されているほか、OpenSSLエクステンションに存在するセキュリティ脆弱性(CVE-2013-6420)に対する修正が取り込まれている。「PHP 5.4.23」では10ほどのバグが修正されたほか、同じOpenSSLエクステンションに存在するセキュリティ脆弱性が修正されている。

「PHP 5.3.28」はバグ修正ではなく、2つのセキュリティ脆弱性が修正されたバージョンとなっている。先ほどと同じようにOpenSSLエクステンションに存在するセキュリティ脆弱性とされている。セキュリティ脆弱性の詳細に関しては現在公開されておらず、特定の時期がきた段階で公開されるものとみられる。